Lyricist Makoto ATOZI

 
 

 

「雲」

雲を見上げた

大きなクマさんの鼻に
蝶々がとまっているような
柔らかな雲
 
やがて雲は流れて
青空が広がってゆく
 
雲がとどまることはなく
常に形を変えてゆく
 
今は常に変化して
雨も降れば青空もある
 
濡れれば乾かせばいいし
青空はうれしいなあと眺めればいい
 
何ものも変わらずにいるものはない
今この時も常に何かが動いている
 
その中で
ぼくらが動かすことができるものは自分の心
そしてあまり動かさずに居られるのも
自分の心
 
今が全てではなく
常に流れる雲は
美しくやわらかく時に荒々しく強引に
ぼくらの上で変化する
 
見たこともないような空もあれば
おだやかな空もある
 
まるで心のようだと見上げると雲の上
いつも変わらずにそこに太陽がある
 
何色の太陽を胸に抱いているのか
自分は何者なのか

その上でどう生きるのか
そんなことを思いながら
ぼくはハンドルを握りしめました
 
どこへ行っても雨は雨 晴れは晴れ
ここは日本
 
ならば楽しく居られるように
器を大きくしたいとまた空を見た
 
(C)Makoto ATOZI